https://www.youtube.com/watch?v=kiZNO_Lca8kwww.youtube.com
住んでいるエリアを良いものにしていこうという意識と、それを実行しようとする、ちょっとした「行動力」がアクティブシチズンシップ。
難しく考える必要はまったくありません。
ブリティッシュ・カウンシル(英: British Council)という、1934年に設立されたイギリスの非営利団体が「アクティブ・シチズン」についてのビデオを作っていたので要約を紹介します。
イラスト出典:What is Active Citizens?(British Council)
「こんな風にすると、住んでいる街がもっとよくなる♪」というアイデアが浮かんだら(企画)、それを隣人たちと(話し合って)自ら(リーダーシップ)をとって実現させていくというマインドと行動力を備えた人がアクティブシチズン。
例えば、近くにゴミ捨て場と化したような公園がある、何とかしたい!と思ったときがスタートです。
地域の人たちに意見をきくと
・廃棄予定のバスをミニ図書館に
・市民菜園つくりたい
・ミニコンサート開きたい
などのアイデアが出てきました。
イラスト出典:What is Active Citizens?(British Council)
案1)図書館バスを公園に設置する!
・費用は?
・図書はどうやって集める?
・公園管理者は?
・利用者はどんな人?
地域の人たちと話しあっていくうちに、いろいろな課題が見えてきました。
ますは、公園管理をしている市または県に相談する必要があるでしょう。
利用者を「小さな子供と保護者」と想定した場合、図書は絵本や紙芝居を中心にするとよいかもしれません。PTAなどを通して不要となった絵本の寄付を募るという方法もあるでしょう。
改装費用については、交渉次第では市が補助してくれるかもしれません。クラウドファンディングという手段もありえます。
案2)市民菜園に!
市民菜園を作るのは、図書館バスを作るより簡単そうです。
案3)ミニコンサート会場
コンサートを通して、地域の交流が深まりそうです。
♪ ♪ ♪
どの案を実現させるにしても、まずは、公園を管理している自治体が市町村なのか県なのかを確認しなければなりません。
グローバル・パスポートの項目のひとつ「参加すべき政治階層を見極めよう」というのは、その確認作業のことを指しています。
そんなに難しいことでは・・・ないですよね?