15年前の話になりますが、大宜味村でも住民投票条例案が議会で否決されていました。
日本の民主主義制度の問題点は、直接民意を問う制度「住民投票」を議会や自治体がつぶせる仕組みになっていること。
小さな村の、小さな事案だから潰してもいいという話ではありません。
戦争はイヤだ!という人が大半だったとしても、その民意を反映させる仕組みがないということなのですから。
2003-07-30 大宜味村(沖縄) 埋め立て賛否の住民投票条例案を否決
2003-07-30 大宜味村(沖縄) 埋め立て賛否の住民投票条例案を否決大宜味村議会は、塩屋湾外海埋め立て事業の是非を問う住民投票条例制定案を賛成1反対10で否決した。条例制定を請求した住民グループは、埋め立て地の施設建設後の活用や運営などに不安と疑問を訴え、村民の総意を諮るべきと主張していた。議員からは、地域経済の活性化のため不可欠な事業で、投票実施の必要はないとの意見が出された。